トントン拍子の東リベと違い、重い空気で読まなければならないキングダム・・・。
朝読むと疲れてしまって仕事に響きますね。まあ仕事なんてないようなもんなんですけど。
それでは今週のハイライトをご紹介。
☆岳雷のダンナ、死亡確定…
悲しい!悲しすぎるよ!
今まで語られなかった飛麃の隊長である岳雷と我呂の過去が明らかになりましたね。
とってつけた感満載でビビりましたけど、ないよりはマシです。
無骨な軍人と言う印象そのままに、命を張って我呂を育て続けた素晴らしい将でした。
二人は麃公の死後、同時に加入しますが生前の麃公にフォーカスされてたため二人の素性について明かされることはありませんでした。
個人的にはパーちんと言い岳雷のダンナと言い、イケメンではない側のキャラの方が感情移入しやすいので、このようなキャラが死ぬのは非常に悲しいものがありました。
岳雷の死に怒れる信が敵将に突っ込みますが、敵将上和龍の副官に止められてしまいます。
おい!蒙武だったら一撃で頭潰してる場面だろ!仲間死んでるんだぞ!
素直にそう思いました。だって今の信って六将の椅子を争う大将軍の器が試されている時なのに、
三大天(になれる器)の司馬尚の副将(上和龍)のそのまた副将(雲玄・雲慶)に、王騎の矛を止められてしまう始末・・・。
いやね、ガッカリですよこれは。
だって手負いとはいえ堯雲に勝ってるんだから、副官の副官に止められるのはいただけません。
絶望感を出したいのは分かる!分かるんですが、これは切ないです。
この場面のあと「さっさと終わらせましょう」とナメプ発言をされて次の場面へ移ります。
☆味方副官の奮闘
錐型の陣中央にいた姜瘣は先頭の信達を助けに行かず、まずは李牧の包囲を抜け出すことを宣言。
信を助けに行くことは優先しないようです。助けに行ったら仮に突破できても既に包囲されているので簡単に潰されますからね。
共闘中の楽華の愛閃も同様の指示旗を確認し、この二名で作戦を継続。
比較的被害が少ないポジションの為、一旦退路を作ってから隊長を救いに行くものと思われます。
史実的にはここから姜瘣が活躍するので、台頭の足掛けとしてこの窮地でも活路を見出す軸となることでしょう。
☆蒙恬絶体絶命
信・王賁・蒙恬の三人はいい具合にパラメータが振り分けられてますよね。
・信 武力:A 知略:C
・王賁 武力:B 知略:B
・蒙恬 武力:C 知略:A
異論はお受けしますが、同一のステ振りと考えた場合はこうなると思います。
なので武力での衝突は蒙恬には厳しい局面ではあります。
既に2か所突かれ、最後に司馬尚副官の楽彰から横薙ぎの一撃を受けてしまいます。

出典:キングダム第720話
「受け流しの蒙恬」なので、恐らく受け流しているとは思いますが、朱海平原の大活躍からこの絶望感を見るのは本当に息が詰まりますね。
しかも蒙恬側には五千人将の副官フーオンもいて陸仙は手を裂かれる一撃を喰らっています。
蒙恬の退路の確保を狙っていますが、行く手を阻まれてしまいます。
個人的に思うのですがこの裂傷、当時の医療で治す術はない気がします。
某無双ゲーだと肉まんで元通りですが、三国時代ってこの後の話なのでこれだけでも死ぬと思うんですよね。
まあ内臓飛び出そうな重症でも生き残ることがある本作なので、陸仙の手は治るでしょう。
手、だけならね。
と言うわけで、今週も窮地も窮地で息が詰まりまくる回でした。早く脱出して李牧を焦らせてほしいですね。
☆まとめと今後の考察
今回は 岳雷と我呂の関係
中央の姜瘣と愛閃、この局面を打破するために将軍を囮に
信と蒙恬の大ピンチ、更に拡大
最初のほのぼの回想以外ストレス溜まる展開ばかりでしたね。
そんな今後ですが、先述の通り蒙恬は受け流して致命傷は避けていることと思います。
しかし相手は副官に五千将を含む部隊なので誰かしら犠牲は出ると思います。
僕の予想はズバリ陸仙が戦死することとなるでしょう。五千将対決なので相打ちか、もしくは倒した後に楽彰と戦う際に蒙恬を守って死ぬ気がしますね。
岳雷のダンナが戦死するような死地において、楽華だけ全員生存と言うのはかなり厳しい気がします。
蒙恬は既に胡漸副長をやられていますが、この戦場においても陸仙or愛閃を失うことになると思います。
宜安に司馬尚が入っていないことから、
離れた戦地で助けに行くどころか後から状況を聞くしか出来ない場面が六将となれば必ず来ますが、それでも自分の副官を信じて戦地に送り出すことが大将軍だ、と。
そんなことを学ばされる戦いになるのではないかと思います。
そんな真面目な二人を尻目に桓騎は一打逆転の策を講じることになるでしょう。
前述したことと同義ですが壁は戦死がほぼ確実だと思うので、壁の死と信と蒙恬の覚醒待ち、と言ったところでしょうか。
史実ではこの後楊端和が活躍するため、壁の死は意味があります。初期の訪問より帯同し、犬戎族戦では最大の失態をなんとか挽回して楊端和を認めさせた壁です。
彼が戦死したとなれば、楊端和も怒りの猛攻をすることになるでしょう。バジオウやタジフも共に戦った仲間なので怒れる山の民となると思います。
何にせよこの難局を少しでも乗り越えられる可能性が早く出てくることを祈りたいものです。
今週はここまで。
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