僕は怒っています。
鶴見中尉、なぜ谷垣ニシパを撃ったんですか?
同じ父として腹が立ちます。谷垣ニシパには子供がいるんですよ。
谷垣ニシパは死んでしまったのか?その疑問を否定する三つの理由をご説明します!!
①送り出す際のインカラマッの表情
インカラマッと言えば占いの名手でばんえい競馬を当てまくっていましたよね。
出産直前まで第7師団の占いをし続けていた彼女が、谷垣ニシパの行く末を占っっていないはずがありません。
そして谷垣ニシパが杉元達の下へ向かう際の見送りはとても清々しいものでした。
…と思って読み返したらこれ見よがしに永倉ニシパが駆け抜けていってるんですね。。。
いや、それでも占い師の直感ですぐに送り出したことを信じたい!!
②月島は占いの結果を聞いていない

このシーン、出産前に揺れかけた心を取り戻すシーンではありますが、
出産を目の当たりにし改心のない人間などいるのかと言うのが率直な意見。
書くいう僕はコロナ禍のせいで息子二人の出産立ち会えませんでしたが。。。
脱線しましたが、
このシーンは実を結ぶことになるだろうと思っています。
鶴見中尉の目的はが妻と子供の復習であったとしても、出産と言う人類最大の
神秘に触れた彼はきっと改心の一端を手にしているはず。
ちんぽ先生との戦いでは圧倒されましたが、そこでも自分の手りゅう弾から
アシリパを守る牛山の雄姿を見ています。
彼はきっと谷垣ニシパを拾い、医者連れて行ってくれているはずです。
間違っても先頭車両にいて杉元にとどめをさすとかやめてくれよな。
③一児の父として簡単に死ぬわけにはいかない。
これは完全に私見となりますが、子どもが出来たら自分は物語のわき役に成り下がります。
まともな人間ならそう思うはず。
谷垣ニシパのように厳格な漢ならなおさら思うでしょう。
そしてそれがうれしいことでもあります。主役を輝かせる為の方法を命を賭して考えるわけです。
一般の社会人であれば、出世のための努力であり、生活残業であり、習い事の送迎だと思うんですよ。
失礼、完全に自身の境遇と重ねていますが。
つまり親の命は子どもの為に使うものに置き換わるんですよ。
他の誰かに使ってはいけないんです。だってテメーの遺伝子を残すと言う栄誉を
背負って生まれてきてくれてるんですから。
…なんか宗教じみてきてしまいました。やめます。
同じ父だからわかるんですよね、こんなところで死ねるわけがないって。
紙面に根拠はありませんが、哺乳類として間違いないと思います。
④谷垣ニシパは作中で殺人をしていない。
「勃起!」と言ってるだけで谷垣ニシパって殺人を犯していないんですよね。
マタギだったのに、いやマタギだったから人を殺めないのかも。
人の味を知った動物はウェンカムイになるのが作中の教えです。
日露戦争では殺人を犯しているかもしれませんが、彼のことです、
鶴見中尉の言う「撃てない側の人間」であったと信じています。
少なくとも戦後蝦夷地の入墨人皮争奪戦においては殺していないのを見るとあえてそうしているとしか思えないのです。
以上がゴールデンカムイを読み直した考察となります。
根拠に乏しいクソ考察です。これこそが社内ニート。
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